QualityLogicのCCSアナライザーは、CCS規格に準したデバイス間の相互運用性を大幅に向上させる製品です。充電セッションにおける不具合を検出する、時短かつ明確な分析結果を提供非常に効率の良いツールです。

　QualityLogic CCSアナライザーはテスト仕様に要求された要件を満たすだけでなく、実際キャプチャされたメッセージトラフィックにて相互運用性の問題を引き起こす可能性のある潜在的な異常(不適合な動作、仕様の解釈の違い、充電ステーションとEVの期待値の不一致など)諸問題をも特定して、異常を判定する仕様の基準に取り入れた。QualityLogicは長年蓄積してきた分析済みの数百通りの充電セッションの情報をユーザー様と共用し、ユーザー様をCCS準拠の適合性の分析へ誘導し、またスニッファーのようにEVSEとEV間のトラフィックのメッセージをも見る。任意のPCAPファイルを自動分析して不具合箇所を特定するなど、他社のテストシステムの短所を補完するような存在です。

・QualityLogic CCS Analyzer V1.0は、DIN 70121、ISO 15118-2、ISO 15118-20、SLAC、及びPWMの状態制御をサポート。
・堅調な Windows ベースのレポートビューアにより、ユーザー様は検出された異常原因を深く掘り下げることができます。
・異常レポートは、ベンダーが充電セッションの両側で発生し、相互運用の問題を引き起こす可能性のある異常を管理するのに役立ちます。
・また、OEM は、成功した充電セッションを迅速に分析して、将来の相互運用の問題を引き起こす可能性のある異常を特定することもできます。
・この製品は Windows ラップトップ上で動作し、ハードウェアに依存しません。
・テスト機器やEV/EVSEロギングシステムによって生成された任意の標準PCAPファイルを処理できます。
・暗号化キーが埋め込まれている場合、Analyzer はそれを自動的に抽出して、分析のためにメッセージ トラフィックを復号化できます。
・QualityLogic CCS Analyzer電荷ループ応答時間やSLACサウンディングなどのタイミング統計を報告し、ユーザーは異常が存在するかどうかを判断する制限を変更できます。
・主要な変数のグラフ(充電セッション上の電圧など)を簡単に作成できる。